P値の収束に関する数学的考察
CADの西村と石橋です。この記事では、数理統計のトピックの中でも、仮説検定における\(P\)値の振る舞いについて考察しようと思います。ただし、著者は数理統計学の専門家ではなく、誤りを見つけられた場合はご指摘いただけると幸いです。 みなさんは、「サンプルサイズが大きければ、統計的仮説検定において有意差を検出しやすい」といった議論を目にしたことはありますでしょうか?例えば統計ライブラリー サンプルサイズの決め方 |朝倉書店 (asakura.co.jp)のまえがきや、統計的有意性と P 値に関する ASA 声明などで言及されています。...