社員インタビュー
成長の機会を活かして、高い視座でクライアントの事業に貢献
データサイエンティスト
中野 陽太郎
多様なプロジェクトでの経験が大きな成長の機会に
私は学生時代から数学や情報系の学問を学んできたこともあり、もともとデータ分析にじっくり取り組める会社で働きたいと考えていました。新卒では人材関連の会社に入社し、希望していたデータ分析の仕事に携わることができましたが、もっと大きな成長の機会がほしいという気持ちが強くなり、2022年にデータサイエンティストとしてARISE analyticsに転職しました。
ARISE analyticsはKDDIのグループ会社として大規模なデータを扱うことができますし、同世代のデータサイエンティストも多く、知見を共有しながら切磋琢磨できる環境だと感じました。実際に入社してみると、私が想像していた以上のさまざまな成長の機会があり、多様なプロジェクトで経験を積みながら、現在はチームリード(課長職相当)の役割を任せてもらっています。
現在所属するAIコンサルティング本部 データ・AI活用推進部は、データ分析の案件を多く扱う部門です。なかでも私がチームリードを務めるコミュニケーション高度化チームは、主にクライアントであるKDDIグループのオンラインマーケティングを支援しています。
プロジェクトのテーマはさまざまですが、データの分析結果に独自の解釈を加えながら、クライアントに次の施策を提案するというのが基本的な流れです。例えば、メールやSNSなどを使い、お客さま一人ひとりに適した情報を送付し、マーケティング施策を高度化させる提案などを行っています。
特に印象に残っているのは、スマートフォンの新機種販売のキャンペーンを支援したプロジェクトです。auを利用されているお客さまの属性に応じた最適なコミュニケーションの設計を、仮説の提案から効果検証まで一貫して担当させていただきました。
約2カ月という限られた期間の中でデータを分析して見えてきたのは、最新の機種ではなく一世代前の機種を訴求すべきお客さま層が存在するという仮説です。コストを重視する一定のお客さま層は、新機種の購買には至らなくても、新機種が発売された後に値引きされる旧機種には関心を持つのではないかと考えました。この施策は一定の効果が得られただけでなく、KDDIとして斬新な施策を実行できたことに意義があったと考えています。
また位置情報など、他社では扱うことのできないデータを分析する機会もあります。KDDIの巨大なアセットを活用し、仮説を立てて効果検証までできるのは、ARISE analyticsの環境ならではだと感じています。
高い視座でクライアントの事業と人材育成に貢献

ARISE analyticsでは、キャリアの初期段階からKDDIの上級管理職の方々と話をすることもあります。これはKDDIのグループ企業であるというだけでなく、KDDIとARISE analyticsの信頼関係によるところが大きいと思います。
こうした環境でプロジェクトを進める上では「高い視座を持つ」ことが求められます。例えば、上級管理職の方々に対しては、決裁につながる情報を提供しなければなりません。データの詳細や分析の根拠といった細部よりも、その提案を採用することでどのような未来が描けるか、高い視座でメリットを伝えることが重要です。
一方で実務担当者の方々からは、分析結果を施策に反映し、実際のマーケティングに役立てるための情報が求められます。担当者の皆さまが納得したうえで、上司からの質問にも答えられるよう、できるだけ詳細な情報を提供する必要があるのです。このように相手の立場や役割によって、説明の仕方や資料を使い分けるコミュニケーション上の工夫は、ARISE analyticsの仕事から得た大きな学びです。
どのようなプロジェクトでも、クライアントの社内でどのような会話が行われるかまで深く想像し、意思決定を力強くサポートしていく必要があります。。特にチームリードの役割になってからは、より高い視座を持たなければならないという意識が強くなりました。
高い視座の重要性は、チームのマネジメントにおいても同様です。チームのメンバーは日々の仕事でさまざまな課題や問題を抱えています。ともすればマネージャーは目の前のタスクのフィードバックに終始してしまいがちですが、ARISE analyticsのマネジメントでは、半年後、1年後を見通してアドバイスを提供したり、担当を入れ替えながら新たな成長の機会を提供したりするなど、将来を見据えた人材マネジメントが求められます。
これを実践するのは簡単ではありませんが、思い返せば私自身が上長から言われ続けてきたことでもあります。チームのメンバーも同じように経験を積みながら、充実したキャリアを歩んでもらえればと考えています。
最終的なゴールに向けて、広い視野を持つことの重要性

ARISE analyticsの強みは、KDDIの豊富なデータとアクセンチュアのコンサルティングのノウハウを活用できる点にあります。私が入社した当初も、アクセンチュアから出向しているユニットリード(部長職相当)から貴重な指導を受ける機会がありました。週次の定例ミーティングでは、スケジュールの進捗やタスクの確認だけでなく、最終的なゴール、次に想定されるアクションなどの報告が求められました。今の業務は何のために行っているのか、次にどんなことにつながるのか、全体を見渡す視野が重要だということです。
担当者が全体を把握し、上司やクライアントと現状を共有できていなければ、認識の齟齬が生じてトラブルに発展する可能性があります。このことは、私がチームリードとしてプロジェクトをマネジメントする上でも重視している点です。
5つのコアバリューに共感する仲間と共に成長
テクノロジーは凄まじいスピードで進化し、求められる成果も変化していきます。私も入社した当時は従来のデータ分析の領域を深めていくのだろうと思っていましたが、生成AIが登場した今、状況は大きく変わりました。現状では生成AIに全てのデータ分析を委ねられる段階にはありませんが、単純なデータ分析はもうAIに置き換わりつつあります。
それだけに、私個人としてもデータ分析やレポートだけでなく、データを活用したさらなるマーケティングの高度化まで、事業や戦略の全体を俯瞰し、より上流の領域を担っていかなければならないと考えています。
ARISE analyticsは、「AMBITION」(チャレンジする)、「RESPECT」(他者を尊重する)、「INTEREST」(学び続ける)、「SINCERITY」(自分に向き合う)、「EXECUTION」(やりきる)という5つのコアバリューを掲げています。入社以来、「穏やかな雰囲気で働きやすい会社」だと感じてきましたが、それは5つのコアバリューを体現する多くの人材が集まっているからでしょう。
絶えず自己研鑽に励み、自ら物事を進める熱意と主体性を持ちながら、クライアントや同僚に対する敬意、問題を他人や環境のせいにしない謙虚さ、誠実さを大切にする仲間に囲まれた環境は、私にとってまたとない成長の場です。こうしたプロフェッショナルとしての姿勢に共感してくださる多くの方々と、ぜひ一緒に仕事に取り組んでいきたいと思っています。