世界一働きがいのある
アナリティクスカンパニーに

世界一働きがいのある会社を創るために必要な3つの要素

世界一のデータアナリティクスカンパニーを創る──。私たちはそういう思いでARISE analyticsを立ち上げました。世界一のデータアナリティクスカンパニーにするには、世界一優秀なデータサイエンティストが集まる会社にならなければなりません。そして、そのような人材を多く集めるためには、世界一働きがいのある会社でなくてはなりません。

Chief Workstyle Officerという役職を任された私のミッション。それは、ARISE analyticsを世界一働きがいのある会社にすること。そのために必要なこととして、働く環境の整備・改善に取り組んでいます。

では、働きがいのある会社とはどんな会社か。私は3つの要素が重要だと考えています。

まずは成長できる環境を有していること。つまり成長実感が得られる環境の整備です。次に貢献実感が得られる環境であること。人はある程度成長すると自分の成長だけでは物足りなくなり、人や組織、お客様など、自分以外の誰かに貢献することを求めるようになるからです。この2つの要素を満たすだけでも、十分働きがいのある環境は構築できますが、これらだけだと成果を求め続けることになり、疲弊してしまう可能性があります。そこで必要になるのが、3番目の要素である、働きやすさ。できるだけ快適に働いてもらえるような仕組みを作ることです。

成長実感、貢献実感、働きやすさを実現するための取り組み

1つめの成長実感が得られる環境については、教育の仕組みの充実を図っています。例えば、新卒をはじめとする若手の人たちに早く成長してもらうための施策としてARISE universityという教育体系を整備しています。その中の1つが金曜日の午前中に設けている自己研鑽の時間です。原則ミーティング禁止とし、様々な講座やLT（Lightning Talk）が行われており、社員の情報発信の場としても使われています。これは社員に対して、アウトプットすることにもっと目を向けてもらおうと思い作った仕組み。インプットするだけでは深い理解を得ることは難しく、アウトプットすることで知識を体系的に理解できるようになります。

2つめの貢献実感が得られる環境ですが、ここで私が重要と考えているのがフィードバックです。当社では月1回、上司と部下で1on1を実施しています。できたこと、できなかったことをお互いの目線で話すことで、次の成長の種を見つける場として活用しています。なお、当社では評価基準や等級毎の報酬など人事制度をすべて公開しています。また、透明性の高い評価となるよう絶対評価を採用し、昇格基準に達した人は全員、昇格できるようにしています。

3つめの働きやすさについて、今年度から勤務時間・働く場所の制約を取り払いました。フルフレックス制に移行し、コアタイムを撤廃。社員の居住地の制限も緩和し、個人の生活リズムやライフステージに合わせて働く時間と場所を選択できるスタイルへ変更しました。

また、上記以外にも、1on1で話しにくいことを直接マネジメントメンバーに伝えることができる「パルスサーベイ」や、他部門やコーポレート部門のリーダーなど斜め上のポジションかつ在籍期間が長く社内のことをよく知っている人に相談できる「おせっかいファミリー」など、拾いきれない社員の声をすくい上げる仕組み・環境作りも行っています。

さらに、半期に1度、全社でエンゲージメントサーベイを実施し、組織の状態を定点観測しています。成長実感・貢献実感・働きやすさの観点で組織の状態・課題を把握し、課題解決に繋がる施策を検討することで、継続的な改善活動を行っています。

求めるのは真面目・素直・謙虚な心持ちの人

ARISE analyticsはモノやサービスを作り、売上や利益を上げている会社ではありません。優秀な人材をどれだけ抱えるかによって、売上や利益が決まってくると言っても過言ではなく、事業を拡大するためには、人への投資が欠かせません。だからこそ、世界一働きがいのある会社を目指しているのです。理想にはまだ道半ばですが、会社としても成長しながら着実にその理想に向かって歩んでいます。

そして、その理想に向かって共に歩んでいく人には、真面目・素直・謙虚であってほしいと思っています。なぜなら、成長するために重視しているフィードバックも、それをどう受け止めるかは受け手側に委ねられます。耳の痛い意見も真面目・素直・謙虚に受け取ることができるかどうかが、成長に大きく影響すると我々は考えています。

ARISE analyticsには、成長をさらに加速させる環境があります。若手のうちに成長してキャリアの幅を拡げたい。自分のキャリアは自分で作る。そんな思いのある人と一緒に働きたいですね。