INTERVIEW インタビュー

データサイエンティストはキャリアの幅が広く、専門性を持つことのできる将来性ある職種

データサイエンティスト 上山 卓真

ARISE analytics上山卓真のポートレート

1つの分析が大きなビジネスインパクトを与える

入社して以降、ずっと携わっているのがKDDIのマーケティング分析支援です。今は、KDDIが提供するサービスをお客さまに楽しんでいただくことで、1人あたりの通信料金をいかにアップさせていくかという取り組みを支援する案件を担当しています。

印象に残っているのは、KDDIのオンラインショップを強化するための取り組み支援ですね。それまで当たり前だった実店舗での契約者増加戦略が、コロナ禍では実行できない。そこで携帯キャリアの変更を考えている人にクーポンを配布し、デジタル上で契約者を増やしていくための施策が行われることになり、その意思決定のための分析を行いました。これらの施策を実施するには億単位の金額が動きます。その意思決定を促すためのデータ分析を私たちが担うわけです。1つの分析が大きなビジネスインパクトを与えます。そういう規模感で分析業務に携われることに、すごくやりがいを感じています。

ARISE analytics上山卓真のインタビューカット

結果を出すまでには泥臭い仕事もたくさんある

もちろん、そのような大きなビジネスインパクトを与える分析に行き着くまでには、膨大かつ地道な作業が必要となります。例えば、クライアントが持っているデータは必ずしも分析のしやすい整ったものではありません。ですので、まずはそれを分析できるよう、クライアントにヒアリングしてデータの調査や整備を行うことが必要です。また、扱うものが個人データということもあり、インターネットにつながっていない環境で専用の端末で行わなければなりません。このように地道な作業も多く、大変なことも多々ありますが、KDDIが保有する多種多様なビッグデータを分析できるのは、データサイエンティストにとっては喜ばしい環境だと思っています。
データサイエンティストであれば、それだけでもARISE analyticsで働く価値は十分ですが、さらに付け加えるとすれば、それは様々な人材と働けること。例えば、AIや機械学習について、教科書を読み込まないと分からないようなことでも「◯◯◯ならこの人!」という領域に特化した詳しい人が、ARISE analyticsには沢山いるんです。そういう人たちと接しているだけでも、スキルアップやキャリアアップにつながります。

私はこれまで、新しく入ってきた社員が現場でスムーズに業務できるようなサポート体制やデータサイエンティストの育成環境を、Chief Workstyle Officerや仲間と共に整備してきました。ほかにも評価制度やアセスメントシートなどの作成、さらには社員のエンゲージメントを向上するための施策づくりにも取り組んできました。
ARISE analyticsでは、このような会社の文化醸成や組織に貢献するための活動を社員自らが主体となって行っています。実は、こういった活動では、社長をはじめとするマネジメント層と話す機会がたくさんあるんです。そういう機会に多く接することで、マネジメント層が何を考えているのかを理解することができ、ひいては自分の目線を上げることに繋がります。
ARISE analyticsに入社した暁には、積極的にこういった活動に参加してくれたら嬉しいですね。

ARISE analytics上山卓真のインタビューカット

データに専門性を持つこと=将来性のあるキャリア

目指すキャリアは、変化に対応できる適応力を持ったマネジメント職を担える人材になること。今後、市場環境はどんどん変わっていきます。昔のやり方に固執していては置いていかれてしまいます。また他の業界に踏み込んでいくためにも適応力は必要です。

データは幅広く使われており、データを活用しない業界・産業はありません。データに専門性を持つことは強みであり、データサイエンティストは将来性のあるキャリアともいえます。
しかも、ARISE analyticsなら様々なデータの分析に携われ、アクセンチュアのノウハウにも触れられます。また裁量権も広く、主体性を持って業務が進められ、やりたいことがあれば自ら手を挙げればチャレンジすることもできます。

社会人にとって必要なビジネススキルが自然と向上していく、そんな環境がARISE analyticsにはあるのだと思います。