社内勉強会・資格取得制度を用いてAWS SAAの資格を取得した話

初めまして、Marketing Solution Divisionの原田と申します。ARISE analytics新卒1期生として入社し、すでに2年以上が経過しました。時間が経つのは一瞬ですね。さて、今回の記事では、ARISE analyticsの数あるスキル研鑽の取り組みの一つである有志勉強会で行われた「AWSカスケードトレーニング」に参加し、資格取得制度を用いてSAAの資格を取得した件についてご紹介したいと思います。

ARISE universityとは?

データサイエンティストとして第一線であり続けるためには常に最先端の知識を習得し、スキルをupdateし続ける必要があります。一方で忙しく働いているとスキル研鑽の時間を確保することが困難であり、会社として従業員のスキル研鑽を支援する必要があるとARISE analyticsは考えています。

そこでARISE analyticsは強みであるOJTを支える教育のしくみ・制度の体系全般をARISE universityと定義し、社員のスキル研鑽を支援する制度を策定しました。

全体像としては4つのカリキュラムがOJTを支えています

👋On-Boarding(オンボーディング):入社時の戦力化及び定着支援

📖Learning(ラーニング):インプットにかかる書籍・論文、外部研修受講などの費用支援

💪Training(トレーニング):インプットしたことの知識・スキルを深化させるためのアウトプットの支援

🍀Career(キャリア):会社という場や社内制度を使いながら、自分でキャリアを築いていくための支援

制度の中には毎週金曜日の午前中をスキル研鑽に投資する時間とする「Concentration Time(Concentration Timeを活用した分析コンペ参加体験記 )」や書籍・論文購入の「ARISE library (ARISE library#1 〜エンジニア + 総務 +データサイエンティストが携わる社内図書システム〜 )」、Division持ち回りで行っている各種講座・LTなどがあります。

また、「各Division企画」ではTeam内独自の企画が複数あり、以前ご紹介した「競プロ(全社でコーディング力向上を目指せ!~社内競技プログラミング大会の参加者にインタビュー~ )」やLT会、輪読会、WS、特定のテーマに対する勉強会、他社様との合同勉強会(リンクが多いのでページ下部に載せます!)など、本当にたくさんのスキル研鑽の取り組みが毎週のように開催されています。

今回ご紹介するAWSカスケード式トレーニングはLearning内の「有志勉強会」の位置づけで行われました。

AWSカスケード式トレーニングとは?

講師による口頭試問を通じてクラウド分野の知識を習得し、AWS Certified Solutions Architect – Associate資格(AWS-SAA)の取得を目指す勉強会です。私が参加した会では、週に2回、3か月間ほどかけて業務開始前の時間帯でトレーニングを行いました。トレーニング終了後にARISE universityの「資格取得」制度を利用し、会社の費用負担により無事資格を取得することができました

AWSカスケード式トレーニングの運営はAccenture Cloud Capability Group(Cloud CG)が行っています。Cloud CGはクラウドケイパビリティの向上を目的としたアクセンチュア社員有志の部門横断のコミュニティです。
ARISE analyticsにおけるカスケード式トレーニングは、アクセンチュア社内でカスケード式トレーニングを受講したメンバーが中心となり実施しています。アクセンチュア社内で構築したカスケード式トレーニングの仕組みとアセットはCloud CGの承認を得たうえで、ARISE analytics社内におけるクラウドケイパビリティ向上に活用されています。
カスケード式トレーニングについて、詳細は以下の記事をご覧ください。Cloud CGメンバーのブログにて、カスケード式トレーニングの仕組みを公開しています
クラウド人材育成 組織のAWSケイパビリティをカスケード式に拡大する|アクセンチュア

AWS Certified Solutions Architect – Associate資格とは?

その名の通り、AWSの各サービスの知見を有し、ベストプラクティスに沿って適切なソリューションを設計することができることを認定する資格です。高可用・高パフォーマンスで、セキュアなシステムをユースケースに応じて設計できる能力が求められます。出題範囲が広く、AWSの様々なサービスやクラウドに関する知見も必要になってきます。

詳しくは公式ページをご覧ください。(https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/)

そもそもトレーニングに参加すると or SAA取れると何が嬉しいの?

下記、実際にトレーニングに参加して資格を取得したカスケードチルドレンの声です!↓

『ソリューションを作るためのアーキテクチャーの全体像をつかめるようになる』(データサイエンティスト Sさん

『課題→解決策(=ソリューション)の視座転換の訓練を通じ、周りの人の悩みの解決サポート、及び専門家の巻き込み方の見当が付くようになる』(AIエンジニア Tさん)

『業務でなんとなく使っていた・聞いたことがあったAWSサービスについて機能詳細やその真価が理解できるようになる』(データサイエンティスト 原田)

私自身分析基盤やそのアーキテクチャーの知識が浅かったため勉強負荷が少し高かったのですが、試験勉強を通じて業務で触れるサービスの理解が高まったので、「クラウドリテラシーを高めたい」と思われている方にはSAAはお勧めです。

終わり

今回はARISE analyticsの勉強会や資格取得制度を活用して試験取得をした件についてご紹介しました。あまりプライベートでは勉強したくないタイプなので、会社でこのような制度が整っていると個人的にはすごく助かります。似たような方は是非採用ページ見てみてください!笑 (採用 | 株式会社ARISE analytics(アライズ アナリティクス) )

また、記事内でもメンションさせていただきました他社様との合同勉強会については下記にも記事がございますので是非読んでみてください。

第一回 合同勉強会「ALBERT×ARISE analytics合同勉強会を開催しました」

第二回 合同勉強会「Supership×ARISE analytics合同勉強会を開催しました」

第三回 合同勉強会「ちゅらデータ×ARISE analytics合同勉強会を開催しました」

第四回 合同勉強会「ALBERT×ARISE analytics合同勉強会を開催しました」

第五回 合同勉強会「KDDI総合研究所×ARISE analytics合同勉強会を開催しました」

第六回 合同勉強会「KCCS×Rist×ARISE analytics合同勉強会を開催しました」

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