Supership×ARISE analytics合同勉強会を開催しました。

ARISE analyticsでは、アナリティクスカンパニーとして顧客の価値を最大化し続けるため、組織を横断した分析力向上を図るべく複数のワーキンググループを立ち上げ様々な分析課題解決に取り組んでいます。その中で一つである「分析力向上ワーキンググループ」の活動の一環として、「Supership×ARISE合同勉強」を2019年8月23日に開催しました。

ARISE analyticsにとって第2弾となる合同勉強会ですが、今回は同じくデジタルトランスフォーメーション事業に携わっており、マーケティングテクノロジーサービス、データテクノロジーサービスを展開するSupershipと共同で実施しました。

合同勉強会には両社合わせて約50人が参加し、SupershipとARISE analyticsの広告事業や機械学習に関するノウハウが共有されました。また、勉強会終了後は卓球大会も行い、盛大な盛り上がりを見せました。

【Lightning Talk内容】

タイトル:Chrome拡張でDatabricksのEditorをハックして、コーディング速度を向上させた話 (ARISE analytics)
内容:「そんな裏技があったのか!」というハック魂溢れる話。開発した拡張を公開したら(https://github.com/harupy/dbsnippet)、Databricks の創設者の1人から直接連絡が来たとのこと。

タイトル:大規模位置情報インデクシング (Supership)
内容:インデクシングライブラリの比較、GeoSpockの紹介とデモンストレーションを実施。GeoSpockは Supership/ KDDI Open Innovation Fund で出資している英国のスタートアップ企業で、大規模データの統合・解析プラットフォームを提供。

タイトル:webマーケ取り組み方の違い(アドエージェンシー/コンサル) (ARISE analytics)
内容:同じwebマーケティングというテーマを一つとっても、各職種における取り組み方や特徴が異なることを体制や提案書の構成など具体的な例を用いてわかりやすく説明されており、個々の課題や業務内容の違いを理解。

タイトル:データで正しく広告効果に貢献したい (Supership)
内容:広告効果を最大限にするために求められる要素について、近年では改善力、運用力よりも適切なターゲティング、クリエイティブ、媒体最適化を掛け合わせることが重要という話。

タイトル:ソリューション開発におけるSparkと機械学習 (ARISE analytics)
内容:自身が開発を手掛ける全国の位置情報データを集約する商圏分析サービス、KDDI Location Analyzer および Spark上で利用可能なOSS 機械学習パッケージの紹介。

タイトル:Computer Vision Based Automatic Checkout (ACO) (Supership)
内容:「ACO 物体検出用のデータセットが無いので作成した」という論文の紹介(https://arxiv.org/abs/1901.07249)。データ生成というタスクにおける AI の活用方法が紹介されている非常に有益な論文。

勉強会参加者からは「両社の交流を深めることができた」「普段は触れることの無いジャンルの情報が得れらた」「今後も継続して勉強会を実施してほしい」といった声が上がり、大変好評で有意義な場となりました。
今後も他社との技術的交流を深めつつ、分析力向上に取り組んでまいります。

■卓球大会の様子