INTERVIEW インタビュー

4カ月の育児休暇を取得。男性の育休文化を社内に率先して醸成したい

データサイエンティスト 常松一喜

育休を取得する際、周囲の反応はポジティブだった

妻が出産したのは2020年2月。出産直後は里帰りをしていたので、2カ月経った5月から4カ月間、育児休職(以下、育休)を取得しました。
ARISE analyticsでは勤続年数1年以上であれば、育児休職を取得することができます。所属する正社員の多くは20代と若く、育休取得の第一号が私でした。また、私は転職で入社したデータサイエンティスト第一号でもあるので、何事も先例をつくることは私に課せられた役割だと思っています。

育休を取得しようと考え出したのは、妻が安定期に入った頃から。直属の上司に相談をしたところ、「ぜひ」というポジティブな回答をいただきました。いざ取得申請した際も上司をはじめ、社長、チームメンバーなどみなさん好意的な反応でした。人事担当の方も前例がない中で、育休取得のフローを整理してくれて、非常にスムーズに取得できましたね。

育休を取得する前に私が携わっていたのは、「auスマートパス」というサービスの利用を促進するための案件の分析とコンサルティング業務。具体的にはサービス利用までのパイプラインを設計し、どのポイントでどんな改善をすれば利用者が増えるのかを分析し、そこから見つかった示唆をクライアントに提案するという業務です。育休取得の手続きはスムーズにできたのですが、実際には育休直前までこの案件に手一杯で、かつ緊急事態宣言が発令されて、リモート勤務になったタイミングと重なったこともあり、チームメンバーへの引き継ぎに十分、時間を割けませんでした。それは自分の反省点であり、今後育休取得をする際の知恵として共有できればいいなと思っています。

毎朝3時間のオンライン英語研修を受講。「育休だより」で育児の様子も発信

育休の終わりが近づいた頃に、「すぐ戻れるのか」と不安に感じたこともありましたが、杞憂に終わりましたね。育休期間中に上司と1on1のミーティングを行う機会があったので、チームや案件の状況をキャッチアップできましたし、コミュニケーションツールであるSlackも使っていました。とはいえ、育休中にメンバーから業務に関する連絡が来ることはありませんでした。ただ、私から育休中の様子を伝えるために「育休だより」をSlackの雑談チャンネルで発信していて、みんなから反応が返ってくると嬉しかったですね。

そしてもう一つ、すぐ元のワークスタイルに戻れた要因は、英語のオンライン学習プログラムを受講していたことです。毎朝7時前に起きて3時間、英語の勉強をするという規則正しいリズムで生活できたことは大きかったと思います。ただ、受講している時間は育児に関わることができないので、パートナーと事前に話し合い、理解してもらうことが大事だと思います。

男性の育休取得が当たり前になるような会社にしたい

日本では、現在男性の育休取得率は10%に留まっています。この背景には会社の中に取得しやすい環境や雰囲気が醸成されていないこと、また男性の育児への参画意識も原因かもしれません。もし私がARISE analyticsではなく前職の会社で働いていたなら、育休を取得することなど思いつかなかったでしょうね。

今でこそ共働きは当たり前の時代ですが、私の両親の世代は昭和ど真ん中生まれ。我々の深層心理に「男性が育休を取る」ことに抵抗意識があるのかもしれません。ですが、育休を取ったからこそ「ワンオペ育児は無理」だと骨身に染みました。そのおかげで家族との時間を取れるように、自分のタスクを把握して、より効率的に仕事する工夫をするようになりました。家族としてもっとハッピーになることを考えるなら、男性も育休を取って育児に参加するのが良いと実感しています。

今後もARISE analyticsで男性社員も育休を取得する文化を根付かせていき、私のように仕事と家庭を両立する社員を応援してくれる会社作りに参画していきたいと思います。